• テザーは、その準備金の大半を米国債やその他の証券に投資し、数十億ドルの利益を上げている。

  • アルドイノ社は、この資金の一部を取引に充てる予定だと述べた。

ステーブルコイン開発会社テザーの投資部門は来年10億ドル相当の取引を行う予定だと、CEOのパオロ・アルドイノ氏が語ったとブルームバーグが火曜日に報じた。

テザーの投資の焦点は金融インフラ、AI、バイオテクノロジーだとアルドイノ氏はインタビューで語った。同社は過去2年間でこれらの分野に約20億ドルを投資しており、この傾向は今後も続くと予想している。

世界最大のステーブルコインUSDTの運営者として、テザーは準備金の大半を米国債やその他の証券に投資し、数十億ドルの利益を上げている。アルドイノ氏は、この利益の一部を取引に充てると述べた。

「伝統的な金融の仲介を排除するのに役立つ技術に投資することがすべてだ」と同氏は語った。「グーグル、アマゾン、マイクロソフトのような大手テクノロジー企業への依存を減らすことだ」

テザーのこれまでの最も注目すべき投資の中には、脳コンピューターインターフェース企業ブラックロック・ニューロテックの2億ドルの過半数株式の取得と、データクラウドプロバイダーのノーザン・データ・グループとの提携がある。

テザー社はCoinDeskからのさらなるコメント要請にすぐには応じなかった。

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