• メタプラネットは、既存の900万ドルの投資に加えて、さらに600万ドル相当のBTCを購入することで、ビットコインの保有量を増やす計画だ。

  • 購入資金は水曜日に予定されている債券発行から捻出される。この発表を受けて株価は12%上昇した。

日本を拠点とする投資顧問会社メタプラネットは月曜日の声明で、ビットコイン(BTC)の保有量をさらに600万ドル分増やす計画だ。同社はすでに900万ドル相当のビットコインを保有している。

「メタプラネット株式会社(3350:JP)は、本日開催の取締役会において、10億円相当のビットコインを購入することを決議しましたので、お知らせします」と同社は発表した。「当社はビットコインを長期保有することを基本方針としていますが、業務やその他の目的にビットコインを使用する場合、対応するビットコイン残高は貸借対照表の流動資産として計上されます。」

*メタプラネットが0.5%の債券を10億円発行。収益はBTCの追加購入資金に充てられる* pic.twitter.com/qKZQKHZ6MS

— 株式会社メタプラネット (@Metaplanet_JP) 2024年6月24日

購入資金は水曜日に予定されている債券発行で調達される。年利0.5%で、満期は2025年6月25日。ヤフーファイナンスのデータによると、この発表を受けて東京の取引時間中に株価は12%上昇した。

メタプラネットは、円へのエクスポージャーを減らし、日本の投資家に優遇税制で仮想通貨へのアクセスを提供するために、4月にビットコインの購入を開始した。同社は5月にBTCを準備資産として正式に採用し、6月にはさらに160万ドル相当を購入した。

Bitcointreasuriesのデータによると、Metaplanetは月曜日時点で141BTCを保有しており、現在日本最大のビットコイン保有企業となっている。

ビットコインは過去24時間で3%下落し、アジア時間の午後時点では63,200ドルで取引されている。