時価総額1000億ドル超のデル・テクノロジーズ(DELL)のCEO、マイケル・デル氏は、ビットコイン({{BTC}})に漠然とした興味を示し、ビットコインの伝道師マイケル・セイラー氏のXに関するBTC支持の投稿を再配布した。

事の発端は、デルが木曜日に「希少性が価値を生む」と投稿したことだった。これに対し、マイクロストラテジー(MSTR)の取締役会長セイラー氏が「ビットコインはデジタル希少性だ」と返信し、デルはそれを再投稿した。

やり取りはそこで終わらず、デルは後にセサミストリートのクッキーモンスターの画像を投稿したが、この画像は(どうやらセイラー氏によると思われる)デジタル加工が施され、有名な子供向けキャラクターがクッキーではなくビットコインをむさぼり食っている様子が描かれたものだった。

@MeCookieMonster をフォローするのに最適なアカウントです。とても面白いです 😂 pic.twitter.com/RJFcNpCXrN

— マイケル・デル (@MichaelDell) 2024年6月21日

マイクロストラテジーの初代CEO、そして現在は取締役会長を務めるセイラー氏は、過去4年近くにわたり同社を率いて150億ドル相当の226,331ビットコインの買収を成し遂げただけでなく(最新の買収は今週の11,900ビットコインの買収)、他の企業にも自社のバランスシートで同様の取り組みをするよう説いてきた。

現時点では、ビットコインを財務戦略の一部に取り入れることを検討している企業はごくわずかであり、セイラー氏がマイクロストラテジーで行ったことと同程度の規模でビットコインを取り入れている企業はどこにもない。

最近の提出書類によると、デルは5月3日時点で貸借対照表上の流動資産が346億ドルあり、そのうち58億ドルは現金および現金同等物である。ビットコインについては言及されていない。