木曜朝のプレスリリースによると、ビットコイン({{BTC}})の最大企業保有者であるナスダック上場ソフトウェア企業マイクロストラテジー(MSTR)は、さらに11,931 BTCを7億8,600万ドルで取得した。

マイケル・セイラー会長率いる同社は、4月末時点で214,400ビットコインを保有していた。今回の買収により、同社の総保有量は226,331トークンとなり、ビットコインの現在の価格約66,000ドルで換算すると、150億ドル弱に相当する。同社のビットコインは、1ビットコインあたり平均36,798ドル、つまり約83億3,000万ドルで購入された。

この最新の購入は、同社が機関投資家に8億ドルの転換社債を発行した後に行われた。当初の発行額は5億ドルだったが、その後7億ドルに増額され、最終的に8億ドルで終了した。3月には、同様の債券発行で資金を調達した後、同社は9,245 BTCを6億2,300万ドルで追加した。

セイラー氏とマイクロストラテジーは2020年に最大かつ最古の仮想通貨の蓄積を開始し、それ以来、他の企業の財務準備資産としてBTCを採用する動きの先頭に立とうとしてきた。少数の企業が適度な量のビットコインをバランスシートに追加しているが、特に注目すべきは米国上場のセムラー・サイエンティフィック(SMLR)で、同社は過去3週間でビットコインを比較的大きな財務資産として追加しただけでなく、マイクロストラテジーと同様に、現在の時価総額が示すよりもはるかに大きな量のビットコインを購入するために資本市場を利用しようとしている。

マイクロストラテジーの株価は、同社がビットコインの購入を開始した4年前からおよそ10倍に上昇している。セムラーの株価は、同社が5月下旬に初めてビットコインを購入したことを公表して以来、60%以上上昇している。

先週、証券会社バーンスタインはマイクロストラテジーの調査を開始し、同社の株価目標を2,890ドルに設定し、アウトパフォーム評価を付けた。MSTRは現在、市場前取引で2%上昇し、1,507ドルとなっている。