オデイリー・プラネット・デイリー・ニュース投資銀行のTD・コーウェン氏は、バイデン大統領が米国商品先物取引委員会(CFTC)の委員長2人を指名する動きは、同局の今後の仮想通貨の扱いに影響を与える可能性があると述べた。バイデン氏は先週、連邦預金保険公社(FDIC)長官にCFTC委員のクリスティ・ゴールドスミス・ロメロ氏を、財務省金融機関担当次官補にクリスティン・ジョンソン氏を指名した。両委員は消費者を保護し、仮想通貨の利益相反に対処するための規則やガイドラインを導入するよう当局に求めた。ロメロ氏とジョンソン氏が新たな役割で成功すれば、CFTCには民主党のロスティン・ベーナム委員長と共和党のキャロライン・ファム氏とサマー・マーシンガー氏が委員長となり、共和党が過半数を占めることになる。この変化を踏まえ、バイデン政権は両方の空席を速やかに埋めるだろうと、TDコーウェン氏は月曜日の報告書で述べた。ただし、後任は秋まで確定しない可能性が高い。