• GameStopの2桁の損失がミームコインに重くのしかかる。

  • ミームトークンGMEとKITTYはそれぞれ25%と10%下落。

物議を醸しているゲームストップ(GME)株の上昇は月曜日に2日連続で反転し、金曜日の40%下落に続き、米国取引セッションを12%下落で終了した。これにより、株価の動きを反映する傾向がある一部のミームトークンが下落した。

GMEは月曜日の取引を24.89ドルで終え、先週木曜日の2年ぶりの高値61ドルから62%下落した。一方、同社をパロディ化したソラナベースのミームトークンGMEは25%下落し、過去7日間の200%以上の上昇から反転した。

CoinGeckoが追跡したデータによると、以前はGME株と連動して動いていたRoaring Kitty(KITTY)や一部の猫をテーマにしたトークンなどの関連トークンは、平均で少なくとも10%下落した。

犬をテーマにしたトークンdoge(DOGE)、shiba inu(SHIB)、floki(FLOKI)は先週から上昇幅を縮小し、4%から10%に下落した。

同社の株価は、個人トレーダーでGMEの強気派であるキース・ギル氏が2021年以来初めて復帰したとみられ、5月下旬から大きく動いていた。ギル氏は@TheRoaring Kittyや「DeepF*uckingValue」の別名で知られ、2021年の同株のショートスクイーズ上昇の重要人物だった。

ギル氏は先週、GMEの株式とオプションを5億8000万ドル保有していることを公表し、株価を押し上げ、10億ドル規模のエクスポージャーポジション獲得への道を歩み始めた。

しかし、同社が4500万株を売却して9億3300万ドルを稼いだ数日後に、最大7500万株を売却すると発表したことで、利益は帳消しになった。また、四半期売上高の減少も発表され、投資家心理を冷え込ませた。