PANews によると、世界最大の資産運用会社ブラックロックは、ヘッジファンド大手のミレニアム・マネジメントと戦略的投資の可能性について予備的な協議を行っている。もし成功すれば、ミレニアムの 35 年の歴史の中で、創業者のイジー・イングランダーが外部からの投資を受け入れるのは初めてとなる。

ブラックロックは近年、オルタナティブ投資ポートフォリオの拡大に積極的に取り組んでおり、グローバル・インフラストラクチャー・パートナーズやデータプロバイダーのプレキンを買収したほか、プライベート信用管理会社HPSとさらなる連携に向けて協議中だ。マルチマネージャーヘッジファンドモデルの先駆者として知られるミレニアム・マネジメントは、695億ドル相当の資産を運用し、年間平均約14%の収益を誇っている。

以前、ミレニアム・マネジメントは6月30日時点で27,263ビットコインを保有していると報じられており、同社の暗号通貨投資への大きな関与が浮き彫りになった。