Odailyによると、アルゼンチンのブエノスアイレス州サンペドロの住民が現在、仮想通貨取引詐欺に巻き込まれている。高収益を約束した仮想通貨プラットフォームは、地元住民の3分の1以上にあたる約2万人から投資を集めていた。プラットフォームは9日、政府の捜査に協力するため、14日間の資金引き出し停止を発表した。

ラ・ナシオン紙は、プラットフォームが毎日1~2%の米ドルでの利回りを約束したことから、多くのサンペドロ住民が貯蓄を投資するようになったと報じた。投資を増やすために車を売ったりローンを組んだりする人もいた。アルゼンチンの経済は歴史的に不安定なため、地元の人々が給料やペソの貯蓄を米ドルに替えることはよくあることだ。暗号通貨の台頭により、この貯蓄習慣はデジタル預金へと移行した。