Odailyによると、ムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、クルーズ氏は、オーストラリア全体のインフレ率の低下は、オーストラリア準備銀行(RBA)が2月までに金利を引き下げる可能性を高めるものではないと述べた。しかし、2月以降のさらなる利下げのリスクは低下する。同氏はレポートの中で、8月のデータは前向きな傾向を示しているが、基調インフレがRBAの目標レベルに持続的に回復するにはまだ時間がかかると述べた。また、生活費削減策による消費急増のリスクは減少していると付け加えた。同氏は、家族が生活費支援金を銀行に預けたため、7月の家計預金は6月に比べて2%以上増加したと指摘した。一方、調査データは、オーストラリアの家計が高額商品への支出に消極的であることを示し続けている。