(ブルームバーグ)が情報筋の話を引用して報じたところによると、アメリカの当選大統領トランプの移行チームは、アメリカ証券取引委員会(SEC)議長職について、デジタル資産の支持者であるポール・アトキンスと面談を行う予定であるとされており、ポール・アトキンスはトランプのSEC議長の第一候補だと言われています。

ポール・アトキンスは前SEC委員であり、同時にパトマック・グローバル・パートナーズの創設者兼CEOです。この会社は戦略、リスク管理、コンプライアンスに特化したグローバルコンサルティング会社です。クライアントには暗号通貨会社、従来の金融機関、上場企業、業界団体、法律事務所、銀行、保険会社などが含まれます。

しかし、CoinDeskの報道によれば、ポール・アトキンスの考えに詳しい人物によると、ポール・アトキンス本人はこの役職にあまり興味がないとのことです。その理由は、彼が現議長ゲイリー・ゲンスラーの管理不全によって残された問題を整理するために多くのエネルギーを費やしたくないからです。さらに、SEC議長を務めるにはすべての商業利益を放棄する必要があるため、現在の会社の状況は彼がリーダーシップを発揮しない限り、良好に運営できる状態ではないようです。

他に検討されている候補者には、暗号通貨弁護士のテレサ・グディ・ギレン、前代理通貨監査長のブライアン・ブルックス、前SEC総法律顧問のロバート・ステビンズが含まれています。

以前から多くの報道があったように、トランプがこの数日間でSEC議長の後任候補を正式に指名するということですが、現時点ではトランプからの正式な指名は見受けられません。もし上院が1月20日までにSEC議長の候補を確認しなければ、共和党のSEC委員ウエダが、ゲイリー・ゲンスラーが就任日を迎えた後にSECの代理議長を務める可能性があります。

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