次期大統領ドナルド・トランプとその政権は、特定のデジタル資産を規制する能力を商品先物取引委員会に与える可能性があると、Fox Businessはこの件に詳しい関係者を引用して報じています。

CFTCの役割の変更は、ビットコインやイーサなどの商品と見なされるデジタル資産を取り扱う暗号通貨取引所や現物市場の規制を含む可能性があり、その結果、証券取引委員会の業界規制の権限が弱まることになりますと、Fox Businessの報道は続きました。

退任するSEC議長ゲイリー・ゲンスラーは、ビットコインを商品と見なして規制する権限をCFTCに与えることを支持しました。今年の3月、CFTCは暗号通貨取引所Kucoinに対する訴訟の中でイーサを商品と呼びました。

トランプは、連邦ビットコイン準備金の創設や、ホワイトハウスにおける初の暗号特化役職の任命、暗号に対して厳しい姿勢を持っていたゲイリー・ゲンスラーの解雇を含む、アメリカの暗号業界を強化することを約束しました。先週、ゲンスラーは2025年1月20日、トランプが第47代米国大統領に就任する日をもってSEC議長を辞任する予定であることを発表しました。

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