米証券取引委員会(SEC)は、暗号通貨プラットフォームのAbraが、融資商品の提供と販売を登録していなかったとの疑惑について和解に合意したと発表した。

8月26日の通知で、SECはアブラが「SECの申し立てを認めも否定もせず」、裁判所が決定する民事罰金と、証券法違反を禁じる差し止め命令の支払いに同意したと述べた。SECは、アブラ・アーンの提供と販売を登録せず、未登録の投資会社として運営していたとして、この貸付プラットフォームを告訴した。

SECは、AbraがEarnサービスを投資家が「自動的に」利息を稼ぐ方法として宣伝し、代わりに自ら収益を生み出したと主張した。同プラットフォームは2020年7月に米国の投資家にAbra Earnの提供を開始し、ピーク時には世界中で約6億ドルの資産を促進した。

「アブラは、利益相反の最小化など、投資家に多くの重要な保護を提供する投資会社法の適用条項を回避しながら、自社の証券を売却した疑いがある」とSECの執行副局長ステイシー・ボガート氏は述べた。「この件は、執行調査を行うにあたり、表面的なラベルではなく、経済的な現実に左右されることを改めて示している」

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