• テレグラムのCEOパベル・デュロフ氏がフランスで逮捕されたとフランスメディアが報じたため、トンコインは2桁の損失を記録した。

  • フランス当局は、テレグラムのプラットフォームにモデレーションが欠けているため、デュロフ氏がテレグラムを通じて組織された犯罪に加担していると考えている。

フランスのメディアが、テレグラムのCEOであるパベル・デュロフ氏が、未成年者に対する暴力防止を任務とするフランス国家警察の機関であるOFIMが発行した令状に基づき、ル・ブルジェ空港で逮捕されたと報じた後、トンコイン{{TON}}は14.5%以上下落した。

CoinDesk Indicesのデータによると、この記事の執筆時点では、トンコインは14.5%下落して5.75ドル以上で取引されている。最大のデジタル資産のパフォーマンスを測るCoinDesk 20（CD20）は横ばいで、0.79%上昇している。

フランスのテレビ局TF1によると、彼の逮捕状は、2023年11月に設立されたフランス国家警察の機関であるOFIMによる刑事告発に端を発しており、同機関はテレグラムのモデレーションの欠如により、麻薬密売、児童性的虐待素材（CSAM）の配布、テレグラムのモデレーションの欠如と法執行機関への協力の欠如による詐欺にデュロフが加担していると考えている。

イーロン・マスク氏は、Xでデュロフ氏の即時釈放を主張する投稿を行った。

#FreePavel pic.twitter.com/B7AcJWswMs

— イーロン・マスク（@elonmusk）2024年8月25日

Telegramの広報部はCoinDeskからのコメント要請に応じなかった。

「彼のプラットフォーム上では、数え切れないほどの犯罪や違法行為が行われたが、彼はそれに対して何ら抑制や協力をしていない」とTF1は法執行機関の情報源の発言を引用した。

「ここ何年も、このサイトは組織犯罪の最大のプラットフォームとなっている」とTF1に語った別の情報筋は語った。

TF1に話を聞いた情報筋は、彼がフランスで指名手配されていることを知っていたため、フランスに来たことに驚いたという。

この逮捕はBBCとロイター通信でも確認された。

更新（8月25日 05:10 UTC）：デュロフ氏の釈放を求めるマスク氏のツイートを追加しました。