• ヴィタリック・ブテリン氏は、「暗号通貨賛成」の立場だけに基づいて候補者を支持することに反対している。

  • 同氏は、そうすることで「政治家が支持を得るために必要なのは『暗号通貨』を支持することだけだと理解するようなインセンティブ勾配を作り出すことに貢献している」と述べた。

イーサリアムの共同創設者であるヴィタリック・ブテリン氏は水曜日のブログ投稿で自身の考えを共有し、候補者が「仮想通貨賛成派」かどうかのみに基づいて支持することに反対を主張した。

イーサリアムの知的リーダーとみなされているブテリン氏は、仮想通貨に対する立場だけを根拠に候補者を支持することに反対した。同氏は、「仮想通貨賛成派の候補者を、彼らが仮想通貨賛成派であるという理由だけで支持しているという印象を公に示すことで、政治家が支持を得るために必要なのは仮想通貨を支持することだけだと理解するインセンティブ勾配を生み出すことに貢献している」と書いている。

誰が「暗号通貨賛成派」かに基づいて政治的忠誠心を選択することに反対 https://t.co/rEbRjZYtFB

— vitalik.eth (@VitalikButerin) 2024年7月17日

この投稿は、欧州連合でのMiCAの採用、英国でのステーブルコイン規制の取り組み、米国での法律制定、そしてSECが暗号通貨の主要な規制機関になろうとするなど、世界中で暗号通貨規制が形になり始めている時期に投稿された。

米国の仮想通貨業界のリーダーたちが、2024年の大統領選挙後により好ましい規制環境を作り出すために、仮想通貨賛成派と見られる候補者を公に支持し始めたため、デジタル資産は最近、政治のホットな話題となっている。

ブテリン氏はさらに、「たとえ彼らが暗号化メッセージの禁止を支持していたとしても、権力欲の強いナルシストであったとしても、あるいは中国人やインド人の友人が次回の暗号通貨カンファレンスに参加することをさらに困難にする法案を推進していたとしても、政治家がすべきことは、あなたが簡単に取引できるようにすることだけだ」と付け加えた。

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