• スポットビットコインETFは1月の開始以来、160億ドル以上の資金流入を集めている。

  • ETFは月曜日だけで3億ドルの資金を獲得し、7日連続の資金流入が続いた。

米国を拠点とするスポットビットコイン上場投資信託への生涯純流入額は月曜日に160億ドルを突破した。最近の投資家は相場が上昇しても下落しても買い手であることを示している。

ファーサイド・インベスターズのデータ​​によると、同ファンドは昨日さらに3億ドルを追加し、7日連続で純流入を記録した。

資金のほとんどは、1億1,720万ドルを調達したブラックロックのiShares Bitcoin Trust(IBIT)に注ぎ込まれた。現在184億ドルの運用資産を持つIBITは、まもなく200億ドルの水準を超えそうだ。一方、フィデリティのWise Origin Bitcoin Frund(FBTC)は、AUM100億ドルの閾値に近づいている。

この強力な流入は、ドイツが5万BTCを売却したこととマウントゴックスの返済が重なって市場が暴落して以来、ビットコインが5万ドル台半ばで停滞していたことから力強く反発したことを受けて起きた。

記事執筆時点でのビットコイン({{BTC}})は64,600ドルで取引されており、金曜午後遅くの水準から約13%上昇している。

ETFへの流入のこの長い流れは、7月初めのビットコインの急落と同時に始まったため特に注目に値する。1日当たりの純流入額は1億4000万ドルから3億ドルに及ぶ。この動きは、ETFへの関心の大半は価格の乱高下の兆候が見られればすぐに資金を売却するホットマネーであると主張する同業界の弱気派の意見とは対照的だ。

資金流入は、潜在的なスポットイーサリアムETFの発行者が、米証券取引委員会(SEC)に最終書類を提出する準備を進めていることからも生じており、SECは、このファンドが早ければ7月23日火曜日にも市場に投入される可能性があることを示唆している。