ビットコイン {{BTC}} は過去数か月間、3月中旬に過去最高値を記録して以来価格が20%以上下落するなど、大きく苦戦している一方、ナスダック総合指数やS&P 500に代表される米国株は、一方向の上昇傾向にあるようだ。

両株価平均は水曜日、7日連続で上昇して取引を終え、ともに過去最高値を更新した。マーケットウォッチによると、S&P500指数は2024年で37回目、ナスダック指数は27回目の最高値更新となった。

昨日のザ・ブロックのレポートでは、ビットコインとこれらの指標との相関関係が数か月ぶりの低水準、ナスダックではマイナス0.84、S&P500ではマイナス0.82にまで低下したと指摘されている。(マイナス1は、基本的に同じ量だが反対方向に動いていることを意味する。)

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しかし、今日はそうではない。すべて足並みを揃えて動いている。しかし強気派にとっては残念なことに、株価が急落している。ニューヨーク時間正午現在、ナスダックは1.8%、S&P 500は0.9%下落している。米国のインフレに関するニュースを歓迎し、セッション序盤に59,000ドルを超えたビットコインは、現在0.6%下落して57,500ドルとなっている。より広範なCoinDesk 20 Indexは0.4%下落している。

LMAXグループの市場ストラテジスト、ジョエル・クルーガー氏は朝の最新情報で、株式市場の不調が広範囲にわたる調整に転じれば、仮想通貨はさらに下落する可能性があると述べた。

「現在、暗号資産に対する最大のリスクは、過剰に買われすぎている米国株が下落寸前になるリスクだ」とクルーガー氏は述べた。「相関関係は絶対的ではないが、株価の急落が少なくとも一時的には暗号資産に重くのしかかる可能性があることを示唆する証拠がある」