• Hashnote Harbor は、一連のデリバティブ戦略により最大 40% の利回りを実現します。

  • 参加者は、特定の利回りをターゲットにしたり、資産の特注ヘッジを作成したりするためにカスタマイズされた構造を要求することもできます。

米国の規制下にある仮想通貨保管会社アンカレッジ・デジタルは、取引大手カンバーランドとDRWの支援を受けて設立されたデジタル資産管理会社ハッシュノートと提携し、顧客に最大40%の利回りを提供している。

プレスリリースによると、両社が月曜日に発表したハッシュノート・ハーバーは、原資産がアンカレッジ・デジタルの管理下から出ることなく、一連のデリバティブ戦略を通じてこれらの収益を提供する。参加者は、特定の利回りを狙うためにカスタマイズされた構造を要求したり、資産の特注ヘッジを作成したりできるという。

この提携は、信用リスク、保管リスク、プロトコルリスクをあまり負わずに、さまざまなデジタル資産の利回り創出オプションを探している機関投資家にとって魅力的なものとなるはずだ。

「伝統的な金融の利点の一部を仮想通貨エコシステムに取り入れることは、分散化の精神と資産の幅広い採用という両方の長所を兼ね備えることを意味します」とアンカレッジの共同創業者ネイサン・マッコーリー氏はインタビューで語った。「伝統的な資本市場が過去70年から80年かけて解明してきた、苦労して得た賢明な設定方法があります。」

両社とも米国の規制プロファイルを確立している。Anchorageは通貨監督庁(OCC)から連邦銀行認可を受けており、暗号通貨銀行としての資格を有している。Hashnoteは商品先物取引委員会(CFTC)に商品プール運営者(CPO)として登録されている。

マコーリー氏は、州が規制する暗号資産保管業者と連邦レベルで監督される業者の二分法について哲学的な見解を示している。

「現時点では、やり方は一つではないと言うのがアメリカの伝統のようになっている」と同氏は語った。「警察、選挙、銀行など、さまざまな角度から見れば、二重主権の状況下ではこれら全てが絡み合っており、多くの点で、分散化という暗号の精神を具体化したようなものだ。そして、特定の質問に答える方法が一つだけではないというのは、実に素晴らしいことだと私は思う」