リップル社のCEO、ブラッド・ガーリングハウス氏は最近、仮想通貨企業の幹部が刑務所に入るという米証券取引委員会のゲイリー・ゲンスラー委員長の発言を批判した。
「この分野では、数年前の第一人者たちが刑務所にいるか、刑務所に入る寸前か、あるいは引き渡しを待っている」と彼は語った。
ガーリングハウス氏は、ゲンスラー氏が実はFTXの大失態を見逃していたと指摘している。さらに、同氏はSEC長官がFTXの創設者サム・バンクマン・フリード氏に接近していたと非難した。
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ゲンスラー氏がこの悪名高い起業家との交流をめぐって批判にさらされたのは今回が初めてではない。昨年、この問題は下院金融サービス委員会の委員長であるパトリック・マクヘンリー下院議員によって取り上げられた。
バンクマン・フリード容疑者は、複数の詐欺計画に関与したとして3月に連邦刑務所で25年の刑を宣告された。
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数十万人の顧客が取引所の破綻の影響を受け、この惨事を止めるには遅すぎたとして多くの批評家がSECを非難した。
FTX取引所の崩壊を受けて、ガーリングハウス氏は、FTXのような詐欺行為の実行をより困難にするために、規制当局は「恐ろしい行為」を抑止するはずだと述べた。
ガーリングハウス氏は最近のソーシャルメディアの投稿で、バイナンスと司法省の和解についてもコメントした。同氏は、SECは同取引所の発表に招待さえされなかったと指摘している。