ゴールデン・テンのリポートによると、5月のオーストラリアのインフレ率は予想を上回っており、物価圧力も依然として強いため、オーストラリア準備銀行が利上げを再開する理由が強まったという。 5月の加重CPI年率は4%で、予想の3.8%を上回った。この統計を受けて豪ドルは上昇し、政策に敏感な3年債利回りも上昇した。オーストラリア準備銀行のブロック議長は先週、利上げの可能性は排除しないとし、政策当局者はインフレ上昇のリスクを引き続き警戒していると述べた。エコノミストのジェームズ・マッキンタイア氏は、CPIの上昇によりFRBが8月の会合で利上げを行うとの観測が高まる可能性があるが、6月のCPI統計と第1四半期のインフレ報告の関連性が高まるとは考えていないと述べた。 8月の会合に先立って予測更新に組み込まれた。