ゴールデン・ファイナンスは、アメリカ人ラッパーのカーティス・ジェームス・ジャクソン三世(芸名「50セント」)が、自身のXアカウントとウェブサイトがハッキングされ、ハッカーらが仮想通貨を宣伝し、被害者から3億米ドルをだまし取られたと主張したと報じた。ハッカーらは新しい暗号トークン「GUNIT」を作成し、50セントの約1290万人のフォロワーを利用してより多くの投資家を集めて価格をつり上げた後、その価値が枯渇し、トークン価格が0.00016ドルまで急落した。 6月21日、50セントはインスタグラムの3,280万人のフォロワーに向けて、自身のXアカウントとウェブサイトがハッキングされたと主張し、被害者の多額の資金がプロジェクトから流出したことを認めた。 50セントさんは「ツイッターはすぐに私のアカウントをロックした。誰がやったにせよ、30分で3億ドルを儲けた」と述べ、自分は「この仮想通貨とは何の関係もない」と主張した。