Cointelegraph によると、米国下院は、仮想通貨の監督における証券および商品規制当局の規則の明確化を目的とした 21 世紀金融イノベーションおよびテクノロジー法案 (FIT21) に賛成票を投じた。この法案の次のステップは、関連法案も制定時期も決まっていない米国上院での審議となるが、これは困難な道のりとなる可能性がある。

FIT21法案は民主党議員71名、共和党議員208名が賛成票を投じたが、エリザベス・ウォーレン上院議員のような著名な仮想通貨批判者がいることを考えると、上院で強い反対に遭う可能性がある。上院の審議後、法案が承認されれば、バイデン大統領の机に送られることになる。大統領は5月22日、政権として法案に反対する意向を表明したが、拒否権発動の意図については明言しなかった。