破綻した暗号プロジェクト「テラフォーム・ラボ」をめぐって新たな論争が巻き起こっている。新たな裁判文書でモンテネグロのミロイコ・スパジッチ首相が初期投資家だったことが明らかになったのだ。昨年就任したスパジッチ氏は2018年にテラフォーム・ラボに7万5000ドルを投資し、75万ルナコインを購入したと報じられている。スパジッチ氏は以前、自分が働いていた会社「ダス・キャピタルSG」を通じて投資したと主張していたが、SECの文書には同氏とテラフォームの直接契約が示されている。ルナとテラUSDトークンを生み出したこの失敗したプロジェクトは、破綻により暗号市場から400億ドル近くを消失させた。