ゴールデン・ファイナンスは、ブラジル連邦税務局の特別部門が海外の仮想通貨取引所が現地の規制に準拠しているかどうかの情報収集を開始すると報じた。アンドレア・チャベス副監察官は、税務局はブラジルでのこれらの取引所の運営を懸念しており、課税対象となるブラジルの資産情報を収集すると述べた。外国取引所への召喚状に関する規制は今週末までに発表される予定だ。 ブラジルにおける仮想通貨活動は大幅に増加しており、2023年上半期に申告された仮想通貨の総数は1,336億レアル(246億ドル)に達し、2022年上半期と比べて36.6%増加した。このうち145億レアル(27億ドル)は外国為替からのものだった。 Kaiko Researchのデータによると、2024年初頭から5月初旬までにブラジルレアルに関わる仮想通貨取引高は60億ドルに達し、前年比30%増加した。