ゴールデン・テン報告書によると、欧州中央銀行理事会メンバーのカザックス氏は、予想通りインフレ率の鈍化が続けば、欧州中央銀行はほぼ市場予想に沿って利下げを継続する可能性があると述べた。欧州中央銀行は先週、政策金利をユーロ時代の高水準から引き下げたが、その後の措置を約束するまでには至らなかった。カザクス氏は、今年のインフレへの道筋はでこぼこで横ばいになると考えているが、それでも来年のECBの2%目標達成に向けた軌道に乗っていると信じている。データが引き続きECBの予想と一致すれば、追加利下げの可能性も出てくるだろう。