ライオット・プラットフォームズは、最近導入された「ポイズンピル」にもかかわらず、ビットファームの「深刻な企業統治問題」に対処するために「引き続き努力する」と述べている。

カナダのビットコイン採掘会社ビットファームズが買収の試みから身を守るために採用した権利プラン(一般に「ポイズンピル」と呼ばれる)は、「確立された法律およびガバナンス基準と直接矛盾している」とライオット・プラットフォームズは6月12日のプレスリリースで述べた。

コロラド州に本社を置く同社は、ライバルによる最近の決定は「ビットファームの取締役会が適切な企業統治を無視しているさらなる証拠」であると述べ、ビットファームの統治プロセスにおける「深刻な問題」に引き続き取り組むと付け加えた。

「当社は引き続き、ビットファームズの深刻な企業統治問題に対処し、株主が会社の今後の方向性について発言権を持つように努めていきます。」

ライオット・プラットフォームズCEOジェイソン・レス

こちらもおすすめ: ビットコインマイナーのRiot PlatformsがBitfarmsの株式12%を取得

レス氏はまた、ビットファームズの最近の行動は同社の不満を示しており、2週間も経たないうちに取締役会が同社の共同創設者であるエミリアーノ・グロツキ氏を解任する決定を下したことを強調した。

ビットファームズはプレスリリースで、取締役会が戦略的選択肢の検討プロセスの「完全性を保つ」ために株主権利プランを全会一致で承認したと述べ、その決定を擁護した。同社はまた、このプランは「ビットファームズの全株主にとって最善の利益となる」と主張した。

権利プランに基づき、ビットファームズは、ある企業が同社の株式の15%を保有することを目指している場合、投資家の持ち株を希薄化するために追加株式を発行する計画だ。現在ビットファームズの株式の11.62%に相当する47,830,440株の普通株式を保有するライオット・プラットフォームズは、最近、ビットファームズの発行済み普通株式すべてを9億5,000万ドルで買収する意向を示した。

続きを読む: アナリスト: ライオットはビットファームを買収しない、「プレミアムが十分ではない」