米株式先物は水曜日、投資家が連邦準備制度理事会の金利決定と5月の消費者物価指数報告を待つ中、安定。ダウとS&P500指数の先物は損益分岐点近くで推移、ナスダック100指数の先物は0.1%上昇。時間外取引では、最近発表されたグーグルおよびOpenAIとのクラウド契約が同社の見通しを押し上げたため、オラクルの株価は10%近く上昇。火曜日の通常取引では、ナスダック総合指数が0.88%上昇して過去最高値を更新、アップルは最近のカンファレンスで自社技術に人工知能を統合する計画を発表し、7.3%急伸。S&P500も0.27%上昇、ダウは0.31%下落した。マイクロソフト(1.1%)、メタ・プラットフォームズ(1%)、アルファベット(0.9%)など他の大手テクノロジー企業も上昇したが、エヌビディア(-0.7%)とテスラ(-1.8%)は下落した。債券利回りの低下により、水曜日のインフレ指標がFRBによる年内利下げの論拠を強める可能性があるとの憶測が広がり、株価は序盤の下げ幅を縮小した。