リップル社は日本と韓国向けの新たなファンドを立ち上げ、アジア太平洋地域でのさらなる成長を目指している。

同社は火曜日、XRPL日本・韓国ファンドがXRP Ledgerを通じて地域全体のブロックチェーンイノベーションをターゲットにすることを発表した。リップルのアジアでのニュースは、同社がジョージアの国立銀行と提携し、同国の経済のデジタル化を推進した後に発表された。同社はまた、スタンダード・カストディの買収を完了したことを発表した。

リップル、日本と韓国に新たなファンドを立ち上げ

Ripple の XRP Ledger は、ビジネス向けに構築された分散型のパブリック ブロックチェーンであり、XRP 暗号通貨の基盤となっています。

XRP と XRPL はリップル社の国際決済および送金エコシステムに不可欠なものであり、同社がアジアに焦点を当てたファンドを立ち上げることで、さらなる採用が促進される可能性がある。このファンドは、企業提携、開発者への助成金、スタートアップ投資、コミュニティの成長などの取り組みに重点を置く。

XRPL 日本・韓国基金は、世界中で暗号通貨およびブロックチェーンのエコシステムを促進するというリップル社の取り組みに合致しており、このビジョンへの同社の 10 億 XRP のコミットメントを活用します。

リップル社の戦略イニシアチブ担当副社長である吉川絵美氏は声明の中で、日本と韓国は「ブロックチェーンイノベーションの地域的中心地」であり、この目標達成の鍵となると述べた。

XRPのブースト?リップルは地域に数百万を投資

プログラムの一環として、リップルは XRP Ledger を基盤とする開発者に財務、技術、企業サポートを提供します。

同社は、XRPL Grants および XRPL Accelerator プログラムを使用してこれらの特典を提供する予定であり、10 億 XRP のうち「相当な」額がこれに充てられる予定である。

したがって、リップル社はこの取り組みに数千万ドル相当のXRPを投資し、主要な暗号通貨ハブになりつつある国々でのXRPの採用を促進することになるだろう。

この地域への進出の一環として、リップル社は東京を拠点とするHashKey DXとの提携を通じて、XRPL技術を日本のサプライチェーン市場に導入した。

同社はまた、2016年にSBI Ripple Asiaを立ち上げて以来、金融界の巨人SBIホールディングスとも提携している。複数の銀行や金融サービスプロバイダーもリップルと契約を結んでおり、XRPが前例のない普及の道を歩む可能性もある。