世界有数の仮想通貨取引所であるバイナンスは最近、エルサルバドルの規制当局から国内で仮想通貨関連サービスとカスタマイズされた製品を提供するライセンスを取得したと発表した。この動きは、フランス、スペイン、イタリア、ドバイ、スウェーデンなどの国を含む世界中のバイナンスの登録とライセンスの数が18に達したことを意味する。

エルサルバドルは世界で最も仮想通貨に優しい国の一つで、昨年ビットコインを法定通貨として認めた最初の国となった。バイナンスが取得したライセンスは、同国の仮想通貨市場の発展に役立つだろう。今回バイナンスが受け取ったライセンスには、中央準備銀行からのビットコインサービスプロバイダーライセンス(BSP)と国家デジタル資産委員会が発行した初の非一時的なデジタル資産サービスプロバイダーライセンスが含まれる。

バイナンスは最近、規制上の問題によりオランダ、キプロス、カナダ、英国などの市場から撤退したが、世界市場での存在感は依然として拡大している。最近、バイナンスは5年ぶりに日本市場に復帰し、アジアの国でWeb3エコシステムを発展させる機会をつかむために2022年に地元のサクラビットコイン取引所を買収した。