キングテン氏によると、日本国債の利回りは上昇を続けているという。長期金利の上昇による日本国債利回りのスティープ化が続いていることを反映し、10年債利回りは5.3ベーシスポイント上昇して1.085%となった。市場の予想では、日本銀行は今年累積28.5ベーシスポイントの利上げを行うと予想されている(先週金曜日の+27ベーシスポイントから増加)。しかし、金曜日以降は円安が続いている。ドイツ銀行の市場アナリストらは、ボラティリティの低さがキャリートレードにおける低利回りの金融通貨である円の魅力を裏付けており、現段階でも円安を促す可能性があると指摘した。