かつては仮想通貨懐疑論者だったドナルド・トランプ前大統領は、土曜日にソーシャルメディアに投稿し、仮想通貨業界に対する自身の「偏見のない」アプローチを表明し、仮想通貨業界の資金と票を獲得しようとする最近の姿勢を続けた。

「私は暗号通貨企業や、この新しく急成長している業界に関連するすべてのものに対して非常に前向きでオープンな考えを持っています。我が国はこの分野のリーダーでなければなりません。2位は存在しません」とトランプ氏は、同日遅くにワシントンDCで行われたリバタリアン全国大会での演説に先立ち、自身のソーシャルメディアプラットフォーム「Truth」に投稿した。

11月の選挙に向けて仮想通貨支持派にアピールしているのはトランプ氏だけではない。民主党も仮想通貨に対する反対姿勢を緩める兆しを見せている。

DLニュースによると、先週、デジタル資産が政治的な争点となる中、米国下院は画期的な暗号通貨法案を可決した。

共和党が主導する「21世紀金融イノベーション・テクノロジー法案」(通称FIT21法案)は、超党派の賛成279票、反対136票で可決され、民主党議員71人が賛成票を投じ、法案は上院に送られた。

投票の数時間前、バイデン政権は法案に反対すると述べたが、拒否権発動をちらつかせることはなかった。業界にとっては朗報だ。

トランプ陣営は先週、選挙前に「仮想通貨軍」を育成する取り組みの一環として、仮想通貨の資金調達サイトも立ち上げた。

それでも、元大統領のリバタリアン大会での聴衆への演説は、おそらく彼が期待していたほどにはうまくいかなかった。特に投票を求めた際には、ブーイングや侮辱に遭ったのだ。

NBCによると、トランプ氏は「リバタリアン党の支持、少なくとも皆さんのたくさんの票、リバタリアン党のたくさんの票を求めている」と述べ、群衆はブーイングで応えたという。

報道によると、群衆の一人は「彼を投獄しろ!」と叫び、別の一人は「ドナルド・トランプは民主主義への脅威だ!」と叫んだ。

暗号通貨市場の動向

  • ビットコインは今日0.20%下落して69,150.20ドルとなっている。

  • イーサリアムは本日0.65%上昇し、3,773.30ドルとなった。

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