SEC による ETF の承認は、ETH が証券であるかどうかについて依然として疑問を残していると弁護士は言う
米証券取引委員会がイーサリアム(ETH)スポット商品を承認したことで、先週、イーサリアムは今や商品なのかと疑問に思う人がいた。その答えはまだ不明だ。
SEC がイーサリアムを管轄しているかどうかは不明瞭だ。同機関のゲイリー・ゲンスラー委員長はイーサリアムが証券であるとは明言していない。しかし、コンセンシスは先月同機関に対して提出した苦情の中で、同機関がイーサリアムを証券とみなしていると主張した。
一方、SECの姉妹機関である商品先物取引委員会のロスティン・ベーナム委員長は、イーサリアムは商品であると主張している。
これは、SECが木曜日に8つのイーサリアムETFの19b-4フォームを承認したことを受けてのことだ。ただし、取引開始前に発行者はS-1登録申告書の発効が必要となる。SECによるイーサリアムETFの承認が何か変化を意味するかどうかについては、法務関係者の間で意見が分かれている。
「これは、ETHのステータスに関する長きにわたる議論における分岐点だと考えている」とコインベースの最高法務責任者ポール・グレワル氏は金曜日のザ・ブロックとのインタビューで語った。「SECはあまりにも長い間、イーサリアムが証券なのか、非証券なのか、商品なのか、それともまったく別の何かなのかという立場を隠してきた」
グレワル氏は、発行者がS-1フォームを使用しているため、ファンドの資産の一定割合は証券である可能性があると主張した。
「SECがS-1を登録の選択肢として指定することで言っているのは、定義上、これらのファンドにはポートフォリオの40%以上が証券である資産は含まれないということだ」とグレワル氏は述べた。
「イーサリアムは証券ではないという結論以外に、この結論を一致させる方法はない」とグレワル氏は付け加えた。
写真: Unsplash のカンチャナラ
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