ドナルド・トランプ氏、大統領選挙キャンペーンで仮想通貨寄付を受け付ける。

現在複数の刑事事件に巻き込まれているドナルド・トランプ前米大統領は、2024年の大統領選挙キャンペーンで仮想通貨寄付を受け付けると発表した。同キャンペーンは5月21日に募金ページを公開し、Coinbase Commerceを通じて仮想通貨寄付を促進した。このページには、ビットコイン、イーサ、ドージコイン、柴犬、XRP、USDコイン、ソラナ、0xなど、さまざまな仮想通貨のロゴが掲載されている。この発表ではエリザベス・ウォーレン上院議員も標的にされ、証拠もなくウォーレン氏が仮想通貨問題でジョー・バイデン大統領の代弁者として行動していると非難した。

トランプ氏は、自身の顔写真のNFTを購入した支持者との夕食会で、仮想通貨寄付を受け付ける計画を明らかにした。 2024年の選挙まで6か月を切った今、トランプ氏は共和党の有力候補と見られており、民主党候補と目されるバイデン大統領との再戦に備えている。

新しい仮想通貨寄付機能があるにもかかわらず、トランプ氏の選挙運動ウェブサイトの「問題」ページでは現在、デジタル資産やブロックチェーン技術については触れられていない。バイデン大統領は仮想通貨について頻繁にコメントしていないが、2022年にはデジタル資産の規制枠組みを確立することを目的とした大統領令に署名した。

トランプ氏は大統領就任後、2021年にビットコインを批判し、「詐欺」と呼び、米ドルを好むと表明した。しかし、選挙運動の文脈で彼のスタンスは変化したようだ。一方、ライバルのビベック・ラマスワミ氏とロン・デサンティス氏は、中央銀行デジタル通貨(CBDC)について独自の発言をしている。2024年1月の選挙運動イベントで、トランプ氏は米国でのCBDCの設立を阻止すると述べた。

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