絶滅した鳥の羽根1枚が月曜日、ニュージーランドでオークションにかけられ、約4万6521ニュージーランドドル(約2万8000ドル)で落札され、世界でこれまでに販売された羽根の中で最も高額となった。

ニュージーランド北島に生息する鳴鳥、ヒュイアの羽根はマオリ族にとって神聖なもので、エリートの酋長が身に着けていた。

しかし、この鳥は1世紀以上前に絶滅しており、最後に目撃されたのは1907年だった。

オークランドのウェブズオークションハウスで落札されたヒュイアの羽根は、当初約1830ドルの価値があると見積もられていたが、59回の入札で落札価格が急騰した。

最終落札価格は2万8000ドルで、重量当たりの価値は金よりも高い。ニュージーランドでは金は1グラムあたり約77ドルで、9グラムのヒュイアの羽根は1グラムあたり3153ドルの価値がある。