キャピタル・エコノミクスのエコノミストらは、2024年初めの英国の国内総生産(GDP)統計は、景気回復が大方の予測担当者よりも力強いとの見方を裏付けるものだが、これによってイングランド銀行(中央銀行)が年内に利下げすることを妨げるものではないとの見方を示した。 3月の経済成長率は前月比0.4%と予想外に好調で、過去5カ月で4回目の伸びとなり、勢いが従来の予想より強かったことを示唆しており、初期の指標は4月の成長も好調であることを示唆していた。これは、イングランド銀行が利下げを急ぐ必要がないことを意味する可能性があるが、利下げのタイミングは最終的には今後のインフレと労働市場のデータ次第となる。