デニス・ロッシはカリフォルニアの宝くじで130万ドルを当てたとき、そのことを秘密にし、夫のトーマスに何も言わずに突然離婚を要求した。

トーマスはショックを受けたが、それでも離婚に同意した。裁判の間、デニスは幸運を秘密にし続けた。

2年後、トーマスはロサンゼルスの新居で真実を明かす手紙を傍受した。

彼は離婚の際に当選金を明かさなかったとしてデニスを訴え、裁判官はトーマスに全額を命じた。

デニスの弁護士でさえ、デニスが当時の夫に正直に話していたなら当選金の半分を手元に残せたはずだとピープル誌に認めた。「彼女が明かさなかったのは詐欺だ」と弁護士は語った。

一方、トーマス・ロッシは年間4万8000ドルの賞金を楽しんでいる。

「宝くじがなかったら、デニスと私はおそらく今も一緒にいただろう。物事は最善の結果に終わった」と彼は語った。