Cointelegraphによると、2番目に大きい暗号通貨であるイーサリアムをベースとした投資商品のフローは、ソラナなどの他の暗号通貨ベースの商品が好調であるにもかかわらず、4週連続でマイナスとなっている。

CoinSharesの4月8日のレポートによると、イーサリアム関連の投資商品は、過去1週間で2,250万ドルの流出に直面した。このパフォーマンスの低さは、ライトコイン（週当たり440万ドルの流入）、ソラナ（400万ドル）、ファイルコイン（140万ドル）など、他のいくつかの主要アルトコインに見られるプラスの流入とは対照的である。

イーサリアム投資商品のトレンドは下降傾向にあるようだが、デジタル資産投資商品に対する前向きな感情は継続しており、先週の流入総額は6億4,600万ドルに達した。この上昇により、年初来の流入総額は過去最高の138億ドルとなり、2021年の106億ドルを上回った。

CoinSharesによると、デジタル資産分野での投資活動は好調であるにもかかわらず、上場投資信託（ETF）への需要は減少傾向にある可能性がある。スポットビットコインETFが1月に承認されて以来、ETFは合計834,000ビットコイン以上を蓄積しており、これはオンチェーン保有総額604億ドル、または現在のBTC供給量の4.24％に相当する。しかし、先週の取引量は3月第1週の430億ドルから174億ドルに減少した。

興味深いことに、ビットコインに賭ける投資商品は3週連続で流出を記録し、総額950万ドルに達し、弱気な投資家の間で投げ売りが起こる可能性を示唆している。