ブルームバーグによると、ワンコイン仮想通貨詐欺事件の法務・コンプライアンス責任者であるイリーナ・ディルキンスカは、40億ドル詐欺事件での役割で懲役4年の判決を受け、この事件で投獄された最新の人物となった。ディルキンスカさんは昨年、母国ブルガリアから米国に引き渡された。検察によると、彼女は2014年から2019年まで、米国を拠点とする弁護士マーク・スコット氏のワンコイン収益の洗浄を手助けしたという。ワンコインは、世界中の会員に手数料を支払い、他の会員にワンコインパッケージの購入を勧誘する巨大な国際的なポンジスキームであると非難されている。政府によると、詐欺を画策したとされ、2017年に組織が疑惑の対象となった際に失踪した、いわゆる「仮想通貨の女王」ルジャ・イグナトワ氏が現在FBIの捜査リストに載っているという。