暗号資産運用会社グレイスケールのビットコイン(BTC)上場投資信託(ETF)は、3月21日に約3億5,900万ドルが流出し、またもや多額の流出を記録したが、アナリストらはグレイスケール主導の流出はまもなく終息に向かう可能性があると考えている。
グレイスケール・ビットコイン・トラスト(GBTC)の3月21日の純流出額は3億5,880万ドルで、先週は大規模な流出が続いた後であり、ファーサイド・インベスターズのデータによると、3月18日の6億4,200万ドルは過去最大の流出日となった。
最新の数字により、今週のGBTCの流出総額は18億ドルとなり、ビットコインETF全10銘柄で4日連続の純流出となった。
ブルームバーグETFのシニアアナリスト、エリック・バルチュナス氏は3月21日のXの投稿で、グレイスケールの資金流出の多くはまもなく終息する可能性があると推測し、その大半は「規模と一貫性」を理由とした仮想通貨企業の破産によるものだと述べた。
「ジェミニ/ジェニシスの流出はおそらく現金でBTCを購入するため、市場は持ちこたえるだろう」とバルチュナス氏は述べた。
出典: CoinMarketCap