「ベトナム仮想通貨市場レポート2022」を引用した木曜日の地元メディアの報道によると、ベトナムには現在1,660万人以上の仮想通貨保有者がおり、そのうち31%がビットコインを保有しているという。

これにより、ベトナムはタイに次いで東南アジアで2番目に暗号資産投資家の数が多い国となった。現在、ベトナムには9,700万人以上が住んでおり、同国の総人口の約17%が暗号資産を保有していることになる。

ベトナムでは約200のブロックチェーンプロジェクトが稼働

報告書によると、現在ベトナムでは約200のブロックチェーンプロジェクトが稼働している。同国で活発に行われているブロックチェーンプロジェクトは、主に分散型金融(DeFi)、非代替性トークン(NFT)、Web 3、インフラストラクチャ、ウォレット、ゲームファイナンス(GameFi)などに焦点を当てている。

報告書によると、ベトナムで運営されている200のプロジェクトのうち、ゲームとメタバースが28.8%、DeFiが26.0%、NFTが12.4%、インフラストラクチャが11.3%、Web3が5.1%を占めた。

プロジェクトには、Axie Infinity、Kyber Network、Coin98、Rikkei Finance、Spores、Titan Hunters、TomoChain、SotaTekなどがあります。レポートによると、200社のうち10社はトークンの時価総額が1億ドルを超えており、世界的な影響力を持っています。

このレポートでは、ベトナムで運営されている人気のブロックチェーンプロジェクトのトークン時価総額も明らかにされている。2022年末時点で、Axieのトークン時価総額は7億9000万ドルで、ベトナムで最高となった。リストに載っている他のプロジェクトは、Kyber Networkの8700万ドル、Coin98の3640万ドルである。レポートによると、世界のトップ200ブロックチェーン企業のうち7社はベトナム人によって設立された。

ベトナムで暗号通貨が成長を続ける

最新の報告書によると、ベトナム政府が仮想通貨資産クラスへの投資家の活動を制限しようとしているにもかかわらず、ベトナムの仮想通貨セクターは大幅な成長を続けている。

2020年、ベトナムの中央銀行であるベトナム国家銀行は、国内で暗号資産を通貨として、また法定支払い手段として受け入れないことを発表しました。同時に、規制当局は組織や国民が暗号資産に関連する投資、保有、取引を行うことを禁止しました。