米検察当局は、シグネチャー銀行の仮想通貨顧客との取引を調査していたが、3月12日に規制当局が突然同銀行を閉鎖した。規制当局は、同銀行の営業を継続することは金融システム全体の安定性に脅威となると述べた。
ワシントンとマンハッタンの司法省捜査官らは、口座申請者の審査や疑わしい活動のチェックなど、シグネチャー銀行が顧客のマネーロンダリングを阻止するために十分な予防措置を講じていたかどうかを調査していた。
米国の検察当局は、規制当局がシグネチャー銀行を差し押さえる前に、同銀行の暗号通貨顧客に対する業務について刑事捜査を行っていた https://t.co/xTU6OrZ3jt
— ブルームバーグ・マーケッツ (@markets) 2023年3月15日
匿名を希望した2人は、米証券取引委員会もこの状況を調査していると主張した。
司法省、マンハッタンの連邦検事局、SECの関係者はコメントを控えた。SEC長官は、連邦証券法違反が見つかった場合は調査し、執行手続きを行うと述べた。
同銀行とその職員は不正行為の容疑はかけられておらず、捜査中にいかなる処分も受けることはない。規制当局は、同銀行が信頼性と一貫性のあるデータを提供しなかったため、信用を失ったと述べた。
金融監視機関や司法省の代表は、仮想通貨やそれに関連する現金を扱う企業に対し、顧客の身元確認や資金の流れが合法的な目的に沿ったものであることを確認するよう繰り返し警告している。銀行は疑わしい取引があれば連邦当局に報告する義務がある。
規制当局が銀行への圧力を強める
シグネチャーの失敗は、暗号通貨業界にサービスを提供していたシリコンバレー銀行のSVBファイナンシャルグループとシルバーゲートキャピタル社の失敗に続くものである。
金融システムへの潜在的なリスクを軽減するため、規制当局は銀行やその他の規制対象企業に対し、デジタル通貨やその他の資産へのエクスポージャーを減らすよう圧力をかけている。
ブルームバーグによると、司法省は、シルバーゲートと、現在は解散したサム・バンクマンのフリード氏のFTX取引所およびアラメダ・リサーチとのやり取りを調査した。SECと連邦検察官はまた、シリコンバレー銀行の破綻についても、幹部による株式売却による取引規制違反の可能性を含めて捜査している。
