BlockBeatsによると、米国証券取引委員会(SEC)は、暗号通貨取引プラットフォームMango Marketsを運営する団体を告訴した。告訴内容は、同プラットフォームが適切な登録を行わずに「MNGO」ガバナンストークンを提供、販売したというもの。

SECの訴状によると、2021年8月以降、分散型自律組織(DAO)とされるMango DAOと、パナマに拠点を置く団体Blockworks Foundationが、Mango MarketsプラットフォームのガバナンストークンとされるMNGOトークンの未登録の提供と販売を通じて、米国を含む世界中の何百人もの投資家から7000万ドル以上を調達したという。

さらに、SECは、Blockworks FoundationとMango Labsが少なくとも2021年8月以来、未登録のブローカーとして活動していたと非難している。これらの団体は、Mango Marketsで証券を取引するためにユーザーを積極的に勧誘・募集し、証券投資のメリットに関するアドバイスや評価を提供し、顧客の口座開設を支援し、顧客の資金と証券を定期的に取り扱うことでプラットフォーム上での証券取引を促進していたとされている。