U.Todayによると、個人金融書籍「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズで知られるアメリカ人実業家ロバート・キヨサキ氏は、ビットコインの最近の価格暴落の影響を軽視している。キヨサキ氏は、暴落後、ビットコインと貴金属をさらに購入する意向を表明した。同氏はソーシャルメディアへの投稿で、「暴落は、勇敢な者がさらに金持ちになり、臆病者がさらに貧乏になる時だ。彼らは売るか、何もしないからだ。世の中は貧しい臆病者で満ちている。賢くなろう」と述べた。

本日早朝、最大の仮想通貨であるビットコインが日中最安値の51,331ドルまで下落し、2月以来の最低水準を記録した。この下落は世界的な市場暴落と並行して起きた。日本株は弱気相場に突入し、日経平均株価は12%以上急落し、1987年以来最悪の1日下落となった。韓国のKOPSIも8%以上下落した。米国ではナスダック100先物が2.5%下落し、最近のハイテク業界の低迷を受けてウォール街がまたも厳しい週を迎える覚悟をしていることを示唆している。

U.Today の報道によると、最近の米国経済データにより景気後退懸念が高まったことを受けて、ビットコインの下落は他のリスク資産と足並みを揃えている。主流の金融でビットコインが受け入れられるようになったことで、他の資産との相関性が高まっている。ジョー・ワイゼンタール氏は、「この点については以前にも指摘したが、仮想通貨が機関投資家や分散型ポートフォリオの大きな構成要素になるにつれ、特に投資家が手持ちの資産を売却して現金を調達する必要があるリスクオフの時期には、他の資産との相関性が高まる可能性が高い」と指摘した。