ゴールデン・テン・データによると、ECB理事会メンバーのネーゲル氏は、今後12カ月間の経済指標が予想外の悪影響を及ぼさなければ、ECBはいずれかの会合で追加利下げを行う可能性があると述べた。

ネーゲル総裁は、ECBは利下げを「自動操縦」しているわけではなく、インフレ率が2%の安定水準に達するまで辛抱強く金融政策を制限的な範囲内に維持する必要があると強調した。

同氏は、ユーロ圏の賃金状況は引き続き「非常に好調」であり、インフレ率が2%に戻るのは「でこぼこ」になるだろうと指摘し、9月に何が起こるかを事前に約束することに警告した。