ゴールド・テン・データによると、連邦準備制度による利下げへの期待が高まり、一部のトレーダーがトランプ氏の米大統領再選への賭けを強めたため、金価格は再び過去最高値を記録した。金現物価格は一時オンス当たり2451.44ドルに達し、5月末の過去高値を更新した。米国のインフレ鈍化の兆しを受け、連邦準備理事会(FRB)が近く利下げに着手するとの観測が高まっている。投資家らはまた、週末の暗殺と刑事告発の却下を受けてトランプ氏の選挙運動が勢いを増しており、トランプ氏がホワイトハウスに復帰する可能性についても検討している。