CoinDeskによると、カンボジアの王族と関係のあるプノンペン拠点の決済会社Huione Payは、北朝鮮のハッカーLazarusに関連するウォレットから15万ドル相当の仮想通貨を受け取った。ロイターがブロックチェーンデータとして報じたところによると、資金は昨年6月から今年2月の間に送金された。盗まれた仮想通貨は、昨年6月と7月にLazarusハッカーの標的となった3つの仮想通貨企業からのものだった。

Huione Payは、ハッキングによって間接的に資金を受け取ったことは認識していないと述べた。カンボジア国立銀行はロイター通信に対し、同社は仮想通貨の取引や売買の権限を与えられていないと伝え、必要であればプラットフォームに対して是正措置を講じることも躊躇しないと強調した。

Huione Payは、仮想通貨追跡会社Ellipticが豚の屠殺などの計画に関与する詐欺師を顧客に持つ商人をホストしているマーケットプレイスであるHuione Guaranteeとも関係がある。複数回の問い合わせにもかかわらず、Huione PayはCoinDeskのコメントの問い合わせには応じなかった。