Blockworks によると、仮想通貨および金融サービス分野では、注目すべき幹部の任命がいくつか行われた。チャールズ・シュワブの元幹部であるリッチ・カー氏は、ビットコイン金融サービス企業オンランプに、管理資産部門の社長として入社した。チャールズ・シュワブで 31 年間勤務したカー氏は、最近は収入および資産ソリューションのマネージング ディレクターを務めていた。また、シュワブ ウェルス アドバイザリーのディレクターなどの役職も歴任し、顧客サービスおよびサポート部門に貢献した。オンランプの CEO マイケル・タングマ氏は、カー氏の資産管理における豊富な経験が、ビットコイン金融サービスでアドバイザーとその顧客をサポートするという同社の使命にぴったりだと強調した。

カナダを拠点とする投資会社サイファーパンク・ホールディングスも、新たな経営陣の任命を発表した。ヴァルキリー・インベストメンツの共同創業者で元CEOのリア・ウォルド氏が、サイファーパンク・ホールディングスの社長兼CEOに任命された。コインシェアーズは3月にヴァルキリーのETF事業を買収し、ウォルド氏は同社のプライベートファンドを監督していた。ウォルド氏のサイファーパンクにおける最初の焦点は、事業を評価し、新たな機会を模索することだ。サイファーパンクは、ブロックチェーン関連事業やBTCやSOLなどの暗号資産に投資する上場企業である。

もう一つの重要な動きとして、ビットコイン採掘業者の Ionic Digital は、ジョン・ペンバー氏を最高財務責任者に任命しました。TSS 社の最高財務責任者を務めた経験を持つペンバー氏は、データセンターで 20 年近くの経験を持っています。同氏は、技術インフラと財務の専門知識を組み合わせて、Ionic Digital の企業戦略と財務を一致させることに熱意を示しています。オースティンに拠点を置く同社は、最近のニュースリリースで述べられているように、株式公開を目指しています。

その他の注目すべき人事としては、元 CFTC 職員のジョシュア・スターリング氏がミルバンク LLP に入社し、デリバティブ、金融市場インフラ、暗号通貨に関連する規制および執行問題に注力することになる。デジタル資産と Web3 セクターに投資する Auros Ventures は、ジュリアン・オーシュコルヌ氏をリーダーに任命した。オーシュコルヌ氏はこれまで、XBTO、JP モルガン、ブレバン・ハワードで役職を務めた。さらに、Web3 Foundation の元最高法務責任者であるダニエル・ショーンバーガー氏が現在、ミナ財団の顧問弁護士を務めている。