ゴールデン・テンのリポートによると、投資家がほぼ1年ぶりの規模で「大手ハイテク企業7社」を売却したことにより、11月以来のS&P500種の最長連勝記録が木曜日に突然止まったという。インフレ統計を受けて連邦準備理事会(FRB)が9月にも利下げに踏み切るとの見方が強まり、投資家は今年の勝ち組銘柄から撤退​​し、iシェアーズMSCI米国モメンタムファクターETFのパフォーマンスは5月以来最悪となった。この混乱により、指数構成銘柄のうち400銘柄が上昇したにもかかわらず、S&P500指数は1%下落するなど、異常なデータが生じた。時価総額加重を除いたベンチマーク指数は1.2%上昇し、加重指数を2020年11月以来最大に上回った。ラッセル2000小型株指数は3.2%上昇し、S&P500と比較して2020年3月以来最高のパフォーマンスとなった。