ゴールデン・テンによると、先週発表された6月の米国非農業部門雇用統計は予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)が今年後半に利下げを開始する可能性があるとの見方が強まり、先週金曜日にはS&P500とナスダックが引き続き最高値を更新した。今朝の香港株式市場は100ポイント以上下落し、ハンセン指数は131ポイント安の17,667ポイントで取引が始まり、序盤の下落幅は縮小した。その後売り圧力が強まり、ハンセン指数は最大268ポイント下落し、約2カ月半ぶりの安値となる1万7530ポイントとなった。取引終了時点で、ハンセン指数は序盤の取引で1.34%安、証券取引所の指数は0.71%安で取引を終えた。ハンセン指数の出来高は467億7000万香港ドルとなった。市場では、原子力、建築資材、セメント、半導体株が上昇した一方、港湾運送、医薬品アウトソーシング、バイオ医薬品株が下落し、本土の教育株は調整が続いた。