キング・テンによると、日本の厚生労働省は月曜、日本の基本賃金が5月に前年同月比2.5%増加し、1993年以来の高い伸び率となったことを示すデータを発表した。これは日銀が今月下旬に利上げを検討する根拠となる。ボーナスや残業代を除いたフルタイム従業員のより安定した指標は前年比2.7%増と過去最高を記録し、全体的な賃金傾向が改善していることを強く示している。以前、日本最大の労働組合は、今年の平均賃金上昇率は5.1%で、1991年以来最大だと発表した。月曜日の統計は、賃金と消費の伸びの好循環が形成され、需要主導型のインフレを生み出しているという考えへの信頼を高めるものとなりそうだ。この展開は、日銀が3月に17年ぶりに利上げを行った後、再び利上げに踏み切る基礎を築くことになる。