呉朔氏によると、FRBは6月12日の会合の議事録を7月3日に公表した。議事要旨では、高インフレを理由にFRB当局者が概して様子見姿勢に満足しており、利下げに十分な自信を持っていないことが示された。ただ、一部の政策当局者は、労働市場が予想よりも早く弱まる可能性がある兆候がないか、先月の会合を詳しく調べるよう求めた。参加者の大多数は、経済活動の成長は鈍化しつつあるようだと考えていた。